童謡「ふるさと」が似合う、日本のの原風景にタイムスリップ
丹波高地の冷涼な気候と山野の四季の景観に、こころ洗われるところ。
南丹市美山町は、若狭から京都へ物資を運んだ街道の中継地です。町内鶴ケ岡には、今でも「きぐすりや」という街道を利用した人々が足を休めた旅館(旅籠)が残っており、街道が賑わっていたころの資料(宿帳など)が保存されています。若狭の海産物を担って、急峻な堀越峠などを超えてきた健脚たちが、ほっと一息つけるところでした。また、当地は「かやぶきの里」で知らられるように、山間の農家の姿をよく残した伝統的建築物があり、年間を通して多くの人が訪れ、日本の原風景を堪能しています。
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一斉放水
5月・11月に開催
かやぶきの里
美山町内には数多くの茅葺き民家が現存しています。知井地区の北集落には38棟のかやぶき民家が密集しており、平成5年(1993年)12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
鮎の漁場として知られる由良川が流れ、嵯峨たる山々を背景に立ち並ぶかやぶき民家群は、昔ばなしの世界を想わせます。
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雪灯篭
冬のかやぶきの里の風物詩
毎年2月に開催
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お田植え
毎年5月に田植え神事にのっとり開催
京都府無形文化財 祇園社の神楽
![京都府無形文化財 祇園社の神楽](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/0004.jpg)
田歌 八坂神社の祇園さんとして信仰されている当社の7月の祭
松上げ
![松上げ](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/美山 松上げ 大秦氏.jpg)
8月24日の夜、町内盛郷・殿・川合で繰り広げられる愛宕の神域の火祭
諏訪神社
![諏訪神社](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/諏訪神社.jpg)
30年に一度の大祭、15年毎の中祭り「棚野の千両祭」として賑わう。
道相神社
![道相神社](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/道相神社.jpg)
祟神天皇の時代四道将軍の一人、丹波道主命が当地にきたことに由来する近郷最古の社
石田家住宅(重要文化財)
![石田家住宅(重要文化財)](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/CIMG4171-1920x1440.jpg)
大野地区樫原にある石田家住宅は、建築の年代が明確な事から、日本最古の農家として昭和47年5月に国の重要文化財の指定を受けました。
特 徴
![特 徴](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/CIMG4197-1920x1440.jpg)
典型的な初期の北山型民家で、内部は全て板壁。梁や柱などには手斧(ちょうな)仕上げが見ることができます。
きぐすりや
![きぐすりや](https://nishisaba.com/wp-content/uploads/2017/02/きぐすりや 江戸時代の医学書.jpg)
西の鯖街道の中継の旅籠